猫ってオーケストラでも出来るぐらいの鳴き方のバリエーションがありますよね。きっと伝えたい事が沢山あるんだろうなと思います。
私が初めて飼い始めた猫もとてもお喋りでした。捨てられていた黒猫を保護したのがきっかけで、クロとの生活がスタート。
保護した時は余程空腹だったのか、エサを鳴きながら、というか喋りながら食べていました。
満腹になったら今度は遊んでと言わんばかりに鳴きじゃくる。
遊びに飽きたら外へ出せと鳴きじゃくる。
兎に角お喋りな子で、ご飯食べてる時以外は鳴いてると言って良いぐらい。
何かが不満なのか、どこか具合が悪いのか、初めての猫という事もあり当時は知識も浅かったので、きっと寂しがり屋なんだと思い、もう1匹保護猫、茶トラのチータを譲り受けました。
チータは子猫だったのでこれまたよく鳴いていましたが、少し大きくなったらお喋りの少ない猫だという事がわかりました。でも相変わらずクロはよく鳴いており、獣医さんに聞いても原因わからず、単純にお喋り猫なんだと思うようになりました。
犬が鳴く時は原因もとてもシンプルで分かり易いのですが、猫って何だか色んな鳴き方がありますよね。
そもそもなぜ鳴くのか?意味は?という事で簡単に調べてみました。
なぜ猫は鳴くのか?
普段から人間と生活をしている猫は、飼い主に要求を伝える手段や意思疎通のために鳴いているようです。人間に気持ちを伝えたくて、様々な鳴き方をしているんですね。
一般的にメスよりオスの方がたくさん鳴く傾向があると言われていますが、主に「甘えや要求」、「不安や恐怖」、「発情や威嚇」の3種に分類することができるようです。
特に一つ目の「甘えや要求」は、日常的な事なので出来る限り理解してあげたいですよね。
色々な猫の鳴き方にも意味がある
・ニャッ、ニャー → 猫の代名詞。ハロー的な挨拶。
・ニャン、ニャーン → 甘え、嬉しい時の意思表示。
・ニャーオ、ナァーオ → 何かを要求している時。エサや猫砂変えて等。クロはこの鳴き方を延々繰り返していました。
・ニャーー〜オォ → 猫からの要求をしばらく放っておいた時、かまって欲しい時。1オクターボ高いバージョンは発情。
・アァ〜オ!、ウォーオォ!! → 短いけどパワフル!パンチのある泣き声は何かの猛アピール。不満。そんな時は直接理由を訊いてみましょう。
・カカカ、ククク → クラッキングと言って、獲物を見つけた時、狙っている時。
・ゴロゴロ → リラックス、幸せの時。
ゴロゴロ音の秘密
誰もが真似した事あるかと思いますが、実はこのゴロゴロ音には凄い秘密が隠されています。
基本は母子間のコミュニケーションに使われているのですが、人間にも多大な影響があると言われているのはご存知ですか?
猫のゴロゴロ音の周波数はほぼ25ヘルツの低周波といわれていて、実は20~50ヘルツの音は体の緊張をほぐす副交感神経を優位に立たせる効果があるんです。低周波には、多幸感を得られる「セロトニン」を分泌させる効果もあり、自律神経やホルモンバランスをも整える力があるとか。
癒されますよねー。
将来、猫のゴロゴロ音枕を作ろうと思います(笑)
サイレントニャー は最高の愛情表現
究極のニャー。人間には聞き取れない周波数で鳴く声で、リラックスして甘えられる存在と認識している場合に、このサイレントニャーを行うようです。
いわゆる鳴き声の中でも最上級の愛情表現がサイレントニャーなのです。
されたら貴方は猫からの信頼バッチリですね。
確かに、サイレントニャーをされた時は、テレパシーにも通じる何とも言えない幸福感があります。
その時は、私もサイレントニャーで返してしまいます。
この前、妻にしたら気持ち悪いと言われました。
誰でも動物と話せる⁉︎ アニマルコミュニケーター
知ってます?実は誰でも動物と話せるって。
アニマルとコミュニケーションできる、その名もアニマルコミュニケーター!
一見胡散臭いけど、もしできたらとてもスペシャルな事ですね。
色々調べてみると、特別な超能力的な事とかではなくテレパシーに近い感じで、練習すれば誰でも出来る様になるらしい。
アニマルコミュニケーターになるには?
専門の資格や講座等受ける必要はあるのでしょうか?
有名なところだと以下になります。
-AICS (Animal & Nature Interpreter College of Sedona)
この他にも個人で育成講座をされている方も沢山います。
でもそれぞれサイトを見てみると、独自の認定証や修了証の資格が用意されており、どれにするかはもう完全に好みの世界です。
資格を持った人も講座を開いたりと、もはややったもん勝ちみたいな世界でもあります。
何てったってどこも講習料が高い!!
お薦めのアニマルコミュニケーションスクール
紹介した中でも自分的には、ローレン・マッコールさんのアニマルコミュニケーションアカデミーが良いかな。
料金もこの中では良心的な気がする。
彼女自身も「残念ながら世界的にみても、アニマルコミュニケーションに関する資格制度はありません。つまりある一定のレベルを修了し、政府などから公的認定を受けたアニマルコミュニケーターというのは世界中どこにもいません。」
と言ってるところが何か良い。
という事で、彼女の著書「ローレン・マッコールの動物達と話そう」をポチりしました。
方法はこの本に書いてるので、感覚だけでも知っときたい。
娘にも読ませて、一緒に練習しよーっと。
まとめ
鳴き方には色々な意味があって、そのメッセージを飼い主が如何にキャッチできるかはとても重要な事です。鳴き方以外にも猫の動き、毛のツヤ、体形の変化等をしっかり観察する事で異変に気付いてあげる事もできます。
結局クロは血液の病気で僅か8歳という若さで亡くなりました。
最後は自分で水を飲む事も出来ない状態でしたが、その時クロは何を求めていたのか、もっと自分できる事があったのではないか、と色々と考えてしまいます。
よーし、いつかアニマルコミュニケーターになって動物の考えを聞き出せるようにトライしてみよ!!
<〆>親父は既にアニマルコミュニケーター
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